2010年12月10日金曜日

蒲公英(たんぽぽ)


  どこにでも 咲いている、 黄色の 可愛い  ” 蒲公英 ”

  見かけと違って 驚くべき タフな 精神の、 持ち主である。

  開花が 終わった タンポポは、 いったん、花茎を 横に寝かせ、

  種子が 熟すのを待つ。 その間に 種子を ドンドン 太らせる。

  種子が できると、 それまで ぐったり していた 花茎は、

  ヨイショと ばかり 起き上がり、 グングン 伸びていく。

  花が咲いていた時より 高くだ。 これで 風をうけやすい 体勢となる

  そして あっという間に、 つぼみ状から  冠毛状態へと 変身。

  フワフワ 綿帽子の お出ましだ。

  一個の 綿帽子には 100~300個の 種子が ついている。

  種子の上には、 細くて、面白い ホウキ形? いや、 ミサイル形の

  綿毛が ついている。

  綿毛は タンポポを 遠くへ飛ばす、 パラシュート の 役目なのだ。

  

  蒲公英宇宙航空研究所では 日夜、 天候、 風向き、 風力、 風速

  などの、 厳しい 情報収集が  行われている。

  たとえば、 晴れなら よいが、 雨だと 綿毛が 湿って 重くなり、

  飛行が ままならないため  しぼんで、 次回に 備える。

  子孫繁栄の ための  この 旅立ちは 「 風  」 まかせなのだ。

  諸条件が 整うと  いよいよ 出発。

  「5」、「4」、「3」、「2」、「1」、「0」  ミサイル 発射!

 

  旅立ちを祝し、祈りとともに 捧げよう。 ” 銀河 鉄道 999 ” を。

          さあ行くんだ   その顔を上げて

          新しい風に   心を洗おう

          古い夢は   置いて行くがいい

          ふたたび始まる   ドラマのために

          あの人はもう   思い出だけど

          君を遠くで   見つめてる


  う~んと  遠くまで   飛んで行って  おくれ


     ( 写真は ひとえさん 「 おもひぐさ 」 2010.12.04  より )

       素敵な 記事です。 どうぞ 遊びに いってらっしゃいませ。

            http://setunairo.at.webry.info/

   

18 件のコメント:

  1. タンポポにも色々な種類が有るのですね。こちらではシロバナタンポポが良く見られます。花が咲いた後一旦背が低くなりまた高くなることは初めて知りました。普段自然のタンポポを良く見ていない証拠なんですね、反省!

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  2. こんばんは 
    ”蒲公英宇宙航空研究所”の設立 おめでとう です。
    設立の連絡を受けていたら 何をおいてっも馳せ参じましたの
    に。

    いつもながら楽しく拝読いたしております。
    寒さが厳しくなりましたが、寒さ吹き飛ばす楽しいブログです。

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  3. 信徳さん
    そうなのです。 私も つい最近、 知ったことです。
    ひとえさんの この画像に 惚れて ”蒲公英の旅立ち”
    を、書いてみました。
    それにしても 寒さをしのぐために ロゼット状に
    地面に はいつくばり、冷たい風を除け、太陽の光を
    少しでも多く受ける・・・などと タンポポの 賢さは
    侮れません。(笑)

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  4. shuuterさん
    宇宙航空研究開発機構の 金星探査機 ”あかつき”が
    金星を 廻る軌道に入るのに 失敗したので、二の舞に
    ならないよう、念には念をいれての 発射となりました。
    設立の ご賛同を受け、 感謝 致します。
    ありがとうございました。(笑)
    他愛のない話を 喜んでくださり、嬉しく思っています。

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  5. タンポポの生態を調べたのは凄いですね。花が咲いた後、しおれてしまったのに、綿毛が付く頃にはピンとしているので、変だなとは思っていたんですが、そういうわけだったんですか。
    我が家の周りはセイヨウタンポポが多いですが、空き地ではカントウタンポポもまだまだ生き残っていますよ。

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  6. 長さん
    好き勝手な 感情移入、形態描写、していますが、
    生態など調べて 無理のないような 話を 心がけて
    います。 自分なりの 観察も 一生懸命しているの
    ですが、 多々 つじつま合わせが あるのは
    認めます。(笑)
    カントウタンポポ 頑張って 勢力 拡大して欲しい
    ですね。
     

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  7. 蒲公英は銀河鉄道で宇宙への旅立ち!!
    ふと 海では満月頃の夜 サンゴの産卵を
    思いおこします。自然界の種を継承していく
    営みはすべらしい!!!

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  8. ぶらり爺さん
    >海では 満月頃の夜、サンゴの 産卵・・・
    壮大なる 光景ですね。
    種の保存のため、できるだけ 多くの子孫を残したい
    そこで 潮の満ち引きの一番大きい 大潮(=満月)の
    頃が ベストなので、タイミングを見計らうようです。
    素晴らしい知恵ですね。
    >自然界の種を継承していく営みは 素晴らしい!
    同感です!

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  9.    タンポポ

     タンポポは いいなあ
     一人でどこまでも旅をする
     風に乗って...

      でも
     もしアスファルトの道に落ちたらどうするの
     深い深い海に落ちたらどうするの

     たくさんのきょうだいに分かれて旅をする
     まだ赤ちゃんなのに一人で旅をする

     せめて春風さん
     タンポポを土の上におろして

    なんて、ノートの端に書きとめてから44年...。

    過日、あまりにも瑞々しいタンポポの一群を見つけたので、うわさに聞く「タンポポ・サラダ」を作ってみました。自家製ドレッシングが惜しくて頑張りましたが、三分の一でギブアップ。ものすごーく苦かった。やはり春先じゃないとだめなのかな?

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  10. 44番教室さん
    44年前、 あなたは 夢見る 文学少女。
    そして 今は  ” 野草 料理家 ”
    タンポポは キク科ですから かすかな 苦みがあります。
    柔らかな(開花前の)若葉をつんで、ミモザ風なサラダ
    と、洒落てみたのですね。
    やはり 春の野 じゃないと 無理だったのかしら。
    なんでも 挑戦なさる あなたは 偉い!です。

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  11. 早春に黄色い花を見せて
    春が来たと教えてくれるたんぽぽ

    花から綿毛、ふわふわの丸い綿帽子
    風さんの気まぐれに身を任せ、
    飛んで行く タンポポさん

    君待つところに飛んで行くのですね!

    今は、地面に這いつくばって
    春が来るのを待っているのですね!

    季節の詩の情景ですね!
    素敵です。

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  12. 蒲公英は大好きなのに、一旦花茎を横にして実が熟してから立ち上がるなんて初めて知りました。
    見ているようで見えていないのですね。
    二十歳過ぎまでわたしにとっては蒲公英は真っ白の花。
    神戸に来て黄色ばっかりなのにびっくり、しばらくは植えられた花だと思っていました(笑)。

    画像アップして頂きありがとうございます♪

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  13. 大空 友さん
    はじめまして、 ご訪問 ありがとうございます。
    拙い ブログですが よろしくお願いいたいなす。
    この 綿毛のような 放射線形は 風が抜け、
    安定して、 種子を 遠くへ 飛ばすことができる
    優れもの。 但し、どこへ 落ちるかは 風まかせ。
    ロマン 溢れる 飛行です。

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  14. ひとえさん
    この 事実を 目にした時、 皆に 教えたくなって
    (いつもの お節介が出で) あせりました。
    ひとえさんは ”シロバナタンポポ”ご覧になられて
    いたようですね。
    私は 黄色の タンポポしか、 知りません。
    何度見ても ”蒲公英 ”の 綿毛の画像、素敵です。
    ありがとう ございました。

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  15. う~ん、なるほどねぇ、タンポポのミサイルですか!
    実に分かり易くて面白い解説に感心しきりです。植物教室の先生になるといいですよ。(笑)きっと私も受講生になること間違いなしです。
    植物の種を繋げるためのメカニズムは恐ろしいほど神秘的ですが素晴らしいことを人間どもにもいっぱい教えてくれますよね。大自然万歳!です。だから大好きなんです。

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  16. おはようございます。
    最近は蒲公英を見ない月は無いくらいだと思っておりますのに、その上周到なミサイルの発射ですからね。
    増え続ける訳ですね。
    JAXAも蒲公英宇宙航空研究所で教えをこえば、
    「あかつき」の金星周回軌道投入失敗はなかったものと思います。
    残念でしたね。
    たかようじさんのアップが遅れましたか?

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  17. 庵主さま
    教育実習で、中学生に 教えたことを 思い出しました。
    私、中々 人気が あったのですよ。(男子生徒に)
    先生に 憧れた時代もありますが、”法螺を 吹ける
    学問 ”は、どこかに ないでしょうか?(笑)
    ブログを始めて 一層 「自然の営みの素晴らしさ」に
    触れ、その奥深さに 感動しています。

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  18. kako狸さん
    kakoさんの おっしゃる通り、JAXAが、蒲公英宇宙
    航空研究所を 招聘していれば、このような 不測の
    事態は 免れたことを思うと、残念でなりません。
    6年後の 再挑戦に向けて、アドバイザー役を 志願
    して 欲しいものですね。
    大好きな 金星を、”冷たいビーナス ””冷たい女神 ”
    なんて 意地悪く、呼んで ほしくないのです。

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