( 写真は くじゅう連山に 咲く花 より )
秋の野や 道端で すくっと ひときわ高く、 大型で、 目立つ花。
春に咲く ノゲシに 似ていて 秋に咲くので ” 秋の野芥子 ”
ハルノノゲシは 葉が 茎を抱き、 花の色は 濃い黄色である。
アキノノゲシは 葉は 茎を抱くことはなく、 花の色は 淡黄色。
大陸からの 帰化植物らしい。 どうも 邪魔者扱いの 花だ。
花は 昼間咲き、 夕方には 萎むが、 曇りや雨に日には 開かない
偏 向 者。
茎は 太いが、 柔らかく、 風などで倒れても なかなか折れない
強 情 者。
茎は 直立し、 上部で 枝分かれ する。
そして 茎の先に 円錐状に 頭花を 多数 つける。
淡黄色の 花びらに 黄色の しべが、 優しい色合いで 美しい。
ちょっと 寂しげで 儚げに見える 花。
花ことばも そのまま 「 控えめな人 」 と なぜか 「 幸せな 旅 」。
でも 私には ” 子宝に 恵まれた 幸せな女性 ” に みえる。
赤ん坊を 背におぶい、 一人の幼な子の 手をひき、 お兄ちゃんは
その前になり 、後になりながら、 歩いている ・ ・ ・ イメージだ。
もう とうの昔に 忘れられた 情景、 おかあさんの ねんねこ姿。
あの 幸せな ひとときを 想う。
太い茎を持って何本も直立しているアキノノゲシ、その背の高さにはかなりの違いがあり、風に揺れている。そんな風景をイメージしましたよ。そんなアキノノゲシをたかようじさんがご自身のカメラで捉えてくれると嬉しいのですが…。
返信削除長さん
返信削除ブログを はじめてから、植物の観察に 興味を持ち
関連の本を 読み、 その他 いろいろと 多忙なのです。
邪道と 解っていても、 とても 写真まで 手が
廻らない というのが 現実です。
アキノノゲシ 傍から見ると 一見 一人ぼっちで
風に ゆらゆら 揺れていますよね。
そういう シャッターチャンスを 狙って 掲載できる
のは 一体 いつのことに なるでしょうか。
こんにちは。
返信削除何時も纏め読みで申し訳なく思っております。
お許し下さいませ。
アキノノゲシは何時も気が付く頃には背が高くなりすぎていて、風でゆらゆら揺れていたり、折れて咲いていたりです。
子沢山の優しいお母さんのイメージもありますね。
その実逞しさも合わせ持っている。
結構見た目はなよなよとしていてもしっかりした人がいますものね。
「アキノノゲシ」は北から南まで全土に
返信削除咲く花なのですね、子供が多く、いい旅
をしながら広い世界にそっと咲くのでしょう。
どの花にも等しく、注意深く注がれる暖かいまなざし。
返信削除たかようじさんの懐の深いやさしさは、どこから来るのでしょう?
kako狸さん
返信削除私 ”アキノノゲシ ” と 正反対 かもしれません。
見かけが 強そうで、怖がられるのですよ。
本当は 優しい 優しい 人なのに。
誰も 信じてくれないのですよ。 失礼しちゃうわ。
今度 生まれ変わる時は ”アキノノゲシ ”の 花の
ように、 見かけは たおやかで しなやかで、 中身が
強い女性が 願いです。 (笑)
ぶらり爺さん
返信削除ええっ、 ”アキノノゲシ”は 全国版ですか?
ぶらり爺さんのいる札幌~ 私の在の 北九州・・・
この縦長の 日本全国の どこでも 咲くとは
幸せな 花ですね。
> 子供が多く、いい旅をしながら・・・
全くその通り、 素敵な 旅であって 欲しいですね。
44番教室さん
返信削除やっと 野の花を 愛でる時間が できて 幸せです。
この年になると 幸せの度合いは その人自身の気持
で あって 人との比較では ありませんよね。
”自分が 自分らしく、前向きに歩いて行く ”ことを
モットーに、 目の前の 人、 物、 植物・・・に
優しい眼差しを 注いでいこうと 努力していますが、
現実は なかなか そうは上手く 運びません。
野の花は 黙って 応えてくれるので、嬉しいです。
今晩は!外来種で花として持ち込まれていながら後からになって嫌われている草花って結構多いようですね。(良い例がセイダカアワダチソウ)人間の勝ってで他に良い花が出て来ると見向きもしないで邪魔者扱いにされてしまいます。本当に困ったものですね。熱し易く冷めやすい日本人もまた困ったものです(笑)。
返信削除アキノノゲシの淡黄色の花 優しさのある花ですね。
返信削除子だくさんの母が乳飲み子を背におんぶし兄の手を引く姿は見なくなりました。
でも時たま 乳母車に乳飲み子をのせ兄を歩かせている若い母親の姿 見ることあります。
お兄ちゃんに”頑張っているね”と声掛けると 可愛いお母さん 思わず ニッコリ笑顔がこぼれます。
いつになっても母は強いです。
信徳さん
返信削除外来種を わざわざ 観賞用として持ち込んでいながら、
飽いたら 、ポイ捨て。
>熱しやすく、 冷めやすい日本人・・・ 気質は
今も 昔も 変わらないのでしょうね。
そういえば 2年前、 千歳空港で 長~い、長~い
行列が 出来ていた ”生キャラメル ”
どうなったのでしょうか?
shuuterさん
返信削除昔は 子供が 沢山いても 静かでした。
社会全体が 子供の しつけに 厳しかったですね。
今のように、お母さんがペチャクチャおしゃべりしたり
携帯でメール打っていたりと 子供の行儀に 無関心な
事は 想像できませんでした。ただ、みかけで 判断は
できませんね。 先日 shuuterさんと 同じく、
”まあ、可愛い ” と 隣にいた 赤ちゃんに、
思わず、 声をかけたら、 ピンヒールに 金髪、
ギャル風の お母さんが ”ありがとうございます”と
にっこり、 丁寧に お辞儀されました。
いつの世も 自分の子は 宝物 なのです。
秋の野芥子
返信削除おっしゃる通り、淡い色合いが野芥子に比べて儚くて、いかにも秋の花ですね。
なぜか心惹かれる花です。
>赤ん坊を 背におぶい、 一人の幼な子の 手をひき、 お兄ちゃんは その前になり 、後になりながら、 歩いている ・ ・ ・ イメージだ。
そんな風に考えたこともなかったけれど、たかようじさんの想像力豊かな表現に、そんなイメージが重なって見えて来ます。
もう淋しくない、ですね。
ひとえさん
返信削除花が 円形に広がって、美しいし、花びらの数が多い、
芥子菜、 乳草の 別名が ある。
梢が 分岐して 頭上花が それぞれ 独立しているが
仲良しに 見えて 面白い。 花が開く前は とても
寂しそうなのに、 一輪でも 花が開くと とたんに
アットホームな 雰囲気を 漂わせるなあ ~ などと
思いながら 眺めていたら、懐かしい情景が 浮かんで
きたのです。