この歳になって 偶然 ”浜木綿” に 出会った。
庄野潤三さんの エッセーに いつも自慢げに登場していたのに
なぜか 食指が動かなかった。 つまりは 単なる食わず嫌い。
今回の出会いで 深く反省。
(はまゆうさん ごめんなさいね。長い間 あなたを無視して。
これほど 不思議な魅力をお持ちとは 思いませんでした。)
<浜木綿の独り言>
はまゆう・・と聞くと 誰もが 普段着の地味な女を想像する。
だから、 わざわざ 来られる方は まれ。
でも 一度みえたら 二度三度と お訪ねくださるわ。
なぜですって?
そう、 私が 真っ白な布 はためかして ”おいで、おいで” と
妖しいムードで 誘うからかしら?
それとも 夕日に光輝く 白の ゴージャスなドレスを着た私に
恋焦がれるからかしら?
どちらにしても 夏の 青い、碧い海を バックに 君臨している
私は 「 浜辺の 女王様 」
こんにちは。
返信削除ハマユウは別名ハマオモトと言い、葉の存在感もさることながら、花も面白いですね。
満開になる真夜中には特に香りが強いとか、何方を誘っているのかしら?
koko狸さん
返信削除>満開になる真夜中には 特に香りが強いとか・・・
この話知っていたら 話の展開が一段と
楽しくなる気が します。
創造力をふくらませて ”浜木綿 続編”
書いてみようかしら?
刺激して頂いて ありがとうございます。
祖母が植えていた浜木綿は、花びらの幅が広く、カールしてなくて、白百合より遠慮がちな良い香りがして、黄緑色の大きな球のような実をつけて、、。ふるさとの庭を思い出しました。
返信削除海辺に群生するのは、この球状の実がプカプカ漂って、行き着くところで自生する為らしいです。なんだか唱歌「椰子の実」を思わせますね。
44番教室さん
返信削除故郷の 情景と プカプカ海を漂流する
”浜木綿”の 姿が 目に浮かびます。
いよいよ 続編 書かなくてはと
思わせる お話ですね。
ありがとうございます。